当社射出成形機については、高混練・均一可塑化を図るUBスクリュを標準装備(一部オプション)しておりますが、更に、超高混練・高粘度樹脂成形、ハイサイクル成形等お客様の幅広いニーズに対応できるエキスパートスクリュをご紹介します。

超高混練 MD-UBスクリュ

多角形断面形状を持つマルチダムの最適な剪断、分割作用によりPP、PE、PSに対して極めてハイレベルな均一溶融が得られるので、大物薄肉成形品でも安定成形が可能です。

MD-UBスクリュ

MDメルタの溶融機構

MDメルタの混練度(成形サンプル比較)

  • マスターバッチ混合比率100:3(主材MFI=1.80、マスターバッチMFI=3.47)
  • 樹脂:PP、スクリュ口径:φ90、スクリュ回転数:160rpm
スクリュ形状/
スクリュ背圧
フルフライトスクリュ 従来UBスクリュ MD-UBスクリュ
5MPa
20MPa

成形トライのお申し込みは最寄りの営業所・サービスステーションまでご連絡ください。

超高分散 MF-UBスクリュ

先端ダルメージの最適設計により、溶解樹脂の効率的な分散効果により特にPPの色ムラの発生しやすい原料とマスターバッチの組み合わせでも色ムラ解消に有効です。

MF-UBスクリュ

特徴

1. 高混練・高分散性

高分散型特殊ミキシングの採用により分散性の 悪い顔料、充填材に対し最適

2. 均一な樹脂温度

ミキシング性能解析

MF-UBの高分散性(成形サンプル比較)

  • 樹脂:PP(自動車大物部品用)
  • マスターバッチ:廉価型で低融点添加物を含み、色ムラ解消が難しいタイプ
混合比 MFR(g/10min) 融点(°C)
主材 100 31 164
マスターバッチ 3 34 102,122,163
  • スクリュ口径:φ62、スクリュ回転数:193rpm、背圧:5MPa
スクリュ形状 フルフライトスクリュ 従来UBスクリュ MF-UBスクリュ
色むら状態
色むら発生箇所 上記枠内(数箇所) 枠内に微妙に発生 色むら無し(目視)

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ハイサイクル HC-UBスクリュ

従来のUBスクリュ以上のロングバリア化により、高混煉、高分散を維持したまま、PP、PEに対する可塑化能力アップが可能です。

HC-UBスクリュ

ねらい

1. PP、PE専用のハイサイクル化

2. 高混練、均一可塑化

効果

1. 高混練、均一可塑化 未溶融樹脂が混入しない、均一な可塑化品質

2.高可塑化能力事例

  • 射出成形機:850 ton
  • 成形品:コンテナ
  • 樹脂:PP
  • 成形品重量:2.7kg

内容

1. スクリュL/D=22

2. 高可塑化能力事例

3. 従来UBスクリュ以上のロングバリアによる可塑化時間短縮

適用

1. バンパー

2. コンテナ

3. その他、PP、PE成形品

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高粘度樹脂用 Fスクリュ

ポリカーボネート、アクリルなど透明高粘度樹脂で優れた性能を発揮します。樹脂滞留しにくいミキシング形状の採用により、混練性と樹脂替え、色替性の向上が図れます。

緩圧縮型Fスクリュ

特徴

  • 樹脂への圧縮が緩やかであり発熱が小さい
  • 低樹脂温度

効果

  • モヤ、黄変の低減

ステップランドフライト

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長繊維強化樹脂専用スクリュ(特許第4272502号)

超緩圧縮、大リードフライト形状によりガラス長繊維(GF)や炭素長繊維(CF)の折損を抑えながら必要最低限の混練により繊維の均一な開繊、分散効果が得られます。

LFT(Long Fiber Reinforced Thermoplastics)成形用スクリュ(特許第4272502号)

大型成形品(自動車部品)モジュール化対応の可塑化技術

高強度・高耐熱性・軽量化(金属材料の代替)

スクリュデザイン

  • 溶融時の剪断を抑えた最適設計により、お客様の可塑化要求品質を実現

特長

1. 繊維折損が少ない

  • 高強度・高耐熱性・軽量化(金属材料の代替)

ガラス繊維の残存繊維長(主材樹脂:PP)

原料繊維長 エアショット内残存繊維長
スクリュ径:φ120 スクリュ径:φ135
9mm 5.11mm
15mm 6.26mm

エアショット内のガラス繊維分布状態

2. 繊維の解繊・分散が良い

  • 成形品表面がきれい(繊維が表面に出ない)
  • 成形品強度の均一化

3. 低繊維折損でも可塑化能力が大きい

  • 生産性向上

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